ゆったりとした旅行を満喫したい方へ!飛騨高山の魅力をレビュー

旅行
ねこママ
ねこママ

こんにちは!ねこママです。

飛騨高山に行かれたことはありますか?

のんびり休憩しながら歩いて、穏やかな時間を過ごすことができましたので今回は飛騨高山の観光レビューをします。

飛騨高山ってどんなところ?

飛騨高山は岐阜県飛騨地方にある、歴史の古い町です。

周囲を山に囲まれた町で街中も少し傾斜がありますが、コンパクトなので徒歩でぐるりと観光することができます。

古い町並みが残っていて民芸風のお店や和風の雑貨店などが並び、おみやげ物も充実しています。特に、日本風のものがお好きな方、骨董品・民芸品などに興味がある方にオススメです。

また、観光地らしく、カフェ、甘味処も充実していて、休憩しながら歩くのにも最適です。

高山は徳川幕府の直轄地だったそうで、お城ではなく代官や郡代と呼ばれる役人が赴任していたそうです。歴史観光のメインになる、江戸時代の史跡の「高山陣屋」はとても重厚な建物で、時代劇で見るような当時の「お役所」の雰囲気を直に見ることができます。

また、午前中には朝市が開催されていて、新鮮なお野菜や漬物、果物など、地場のものが並びます。泊りで出かける場合には、帰りの日の朝に朝市に寄って、新鮮な飛騨の食材を求めて帰るのも素敵だと思いますよ。

歴史的な街並みの中の朝市

古い町並みを売りにしている観光地は、京都や金沢、また全国のいわゆる「小京都」と呼ばれる街があちこちにありますが、高山には独特の風情があると思います。

一つには、やはりお城ではなく、お役所を中心とした街なので、一風変わった建物を見ることができることでしょうか。

次に、古い町並みの近くに宮川という川が流れており、川沿いで毎日午前中に開かれている朝市が、歴史的な街としての魅力と地場の農産物という良い意味での「田舎感」の双方が味わえることです。昔からこうして近隣の農村から、町に農産物を売りに来ておられたのかな、などと想像が膨らみます!

歴史的な街というと、地方でも格式が高そうなイメージがありますが、こうした朝市の雰囲気や町にあふれるマスコットの「さるぼぼ」の可愛さなどがあいまって、何とも言えないほっこり感というか、暖かさの漂う街だと感じます。

穏やかな雰囲気で、時間の流れがゆったりしているような、懐かしさと安心感の漂うとても感じのよい町です。

外国人観光客との楽しいひととき

また、外国人観光客の方も大変に多いのですが、そのせいか英語OKなお店がかなり多いと感じました。

訪問した際、夕食を取るため、街中の普通の居酒屋さんといった感じのお店に入りましたが、スタッフさんをぐるりと囲むようになっているカウンター(回りませんが、回転寿司のお店のような感じでしょうか)の一角を、英会話のできるスタッフの方が担当しておられて、外国からのお客さんが気楽に楽しんでおられました。

その近くの席でしたので、海外からの皆さんとコミュニケーションを取りながら美味しく食事をするという楽しい経験もできました。聞けば、町として英語でのおもてなしにも力を入れておられるらしく、地方とはいえ随分と開かれた印象のある街だという印象を受けましたね。

また、時代劇がお好きな方には、高山陣屋は必見だと思いますし、そうでなくとも歴史的なものや和風のものが好きな方、更にはそういった場所で外国の方とコミュニケーションする機会があったらいいなとお考えの方にはぴったりだと思います。

飛騨高山美術館は閉館…

残念なのは、以前、街中から少し足を延ばした高台にあった、「飛騨高山美術館」が閉館してしまったことです。こちらの美術館では、ルネ・ラリックやエミール・ガレなど、アール・ヌーヴォーからアール・デコの名品コレクションなどが展示されていました。

カフェも美味しいメニューが揃っていて、小さな美術館ながら、ガラスファンにはたまらない、魅力的な施設でしたが、2020年に閉館してしまっています。こちらのコレクションなどを引き継ぐ形で、ホテル併設の美術館の開館が予定されているそうなので、今後の展開を楽しみにしたいところです。

派手な観光地ではないので、慌ただしい仕事や日常から離れ、ゆったりとした時間を味わいたい方にお勧めです。ホテルというよりも、昔ながらの旅館でのんびりまったり、というレトロな感覚を味わえます。

まとめ

街自体はコンパクトで、それこそ日帰りでも回れるような場所ですが、少し足を延ばしたところに、観光施設や歴史のある寺社、自然景観の素敵な場所、また奥飛騨温泉郷などの温泉地などもありますので、車を運転できる方なら、きっと周辺観光も併せてお楽しみになれると思います。

加えて、朴葉味噌、飛騨牛、五平餅、鮎、鯉、時期によっては山菜や茸など、ご当地ならではの美味しいものがたくさんありますので、旅行先の美味を堪能なさりたい方にも、ご満足いただける場所ではないでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました